2010年01月19日
第5話 ルールを作ろう 出欠確認
だんだん組織が大きくなってくると悩み始めるのは、毎回の出欠確認です。STCでは毎回、出欠確認のメールを流します。しかし、返事がこない人。ドタ参加、ドタキャンとか。ほんとうにいろんな人がいるわけです。
これは、メンバーを取りまとめる役の人が一番悩むところです。しかし、悩む必要はまったくありません。
私たちは社会人ですから、当たり前のことを当たり前にできなければ、自然といなくなる運命にあるのです。大事なのは、そんな人達でも、私たちが一生懸命やっていることに対して気持ちを改めてくれることです。それに、いつまでも音沙汰ない人に気をもんでもどうしようもないことなので、3カ月、返信がまったくなければ除名でいいのです。厳しいようですが普通だと思います。
また、新しい仲間と出会えることを楽しみにがんばりましょう。
これは、メンバーを取りまとめる役の人が一番悩むところです。しかし、悩む必要はまったくありません。
私たちは社会人ですから、当たり前のことを当たり前にできなければ、自然といなくなる運命にあるのです。大事なのは、そんな人達でも、私たちが一生懸命やっていることに対して気持ちを改めてくれることです。それに、いつまでも音沙汰ない人に気をもんでもどうしようもないことなので、3カ月、返信がまったくなければ除名でいいのです。厳しいようですが普通だと思います。
また、新しい仲間と出会えることを楽しみにがんばりましょう。
2010年01月19日
第4話 ルールを作ろう 参加費
どんな組織でもそうだと思いますが、意外とおろそかになりがちなのはサークルのルールです。ルールがなければ、新しく来た人はどう参加すればよいかわかりません。
私たちは合理的かつシンプルなやり方です。参加費を参加した時だけ集めます。参加しなければ払う必要のないものです。コート代は別途徴収します。
さて、困ったことに、参加費についても悪く言う人はいるのですよね。どこのサークルでも、参加費を集めなければやっていけません。我々のサークルでは参加費500円ですが、これでボールが何個買えるでしょうか。ダンロップフォートならたった2球。ダンロップStもたった4球です。私たちはたくさんボールを打たなければ成長できません。ボール2個分の参加費で、1000球近い球数を打てるのに、なぜ高いと感じてしまうのでしょうか。不思議ですね。でもまあそれはどうってことありません。
実は、このサークル組織を最初に守っているものはこの参加費でもあるのです。ボール代という明確な参加費を集めることによって、中途半端な考えで参加しようとする人は激減すると思います。もちろん必要な経費ですから当たり前なんですが、それ以上に、楽しい仲間のいる環境、コーチのいる環境に参加できることが、参加費の意味ではないでしょうか。もし仮にこれがタダだとしたら?志の低い、つまらない集団になってしまうんじゃないでしょうか。しかも、ボールは消耗しますから、結果自分に負担が集中して続かなくなります。
コート代は必ず必要です。割り勘でもなんでも必ず必要です。しかし、サークルの経費、つまりボール代をちゃんと決めて集めてますか?
私たちは合理的かつシンプルなやり方です。参加費を参加した時だけ集めます。参加しなければ払う必要のないものです。コート代は別途徴収します。
さて、困ったことに、参加費についても悪く言う人はいるのですよね。どこのサークルでも、参加費を集めなければやっていけません。我々のサークルでは参加費500円ですが、これでボールが何個買えるでしょうか。ダンロップフォートならたった2球。ダンロップStもたった4球です。私たちはたくさんボールを打たなければ成長できません。ボール2個分の参加費で、1000球近い球数を打てるのに、なぜ高いと感じてしまうのでしょうか。不思議ですね。でもまあそれはどうってことありません。
実は、このサークル組織を最初に守っているものはこの参加費でもあるのです。ボール代という明確な参加費を集めることによって、中途半端な考えで参加しようとする人は激減すると思います。もちろん必要な経費ですから当たり前なんですが、それ以上に、楽しい仲間のいる環境、コーチのいる環境に参加できることが、参加費の意味ではないでしょうか。もし仮にこれがタダだとしたら?志の低い、つまらない集団になってしまうんじゃないでしょうか。しかも、ボールは消耗しますから、結果自分に負担が集中して続かなくなります。
コート代は必ず必要です。割り勘でもなんでも必ず必要です。しかし、サークルの経費、つまりボール代をちゃんと決めて集めてますか?
2010年01月19日
第3話 サークルは人と人との深い絆
さてさて、最初のころ、徐々に人は増えては辞め、増えては辞め、入れ替わりの激しい時期を経験します。参加人数も、最初の1年はだいたい1ケタ、多いときでも13人程度でした。安い参加費で球もたくさん打てるし、うまい人に教われるのに、なぜ定着しないのだろうか。
実は、私はそんなことを悩んではいませんでした。なぜなら、一番最初に築きたかったのはメンバーとの信頼関係だったからです。メンバーがたくさんいようとも、実際にサークルを動かしていくのはほんの一握りのメンバーであるからです。その人達を最も大事に育てながら、固い組織を作っていくのです。その間、来る人拒まず、去る者追わず。これでよいのです。役割分担も定着してきました。お互いを知り、信頼できる関係ができてきました。
サークルに対する理念や考え方を教えこむのに3年はかかったと思います。しかし、その考え方に賛同し、本当に楽しんで参加してくれる人は着実に増えます。その人たちはサークルの中の「コアメンバー」つまり中心となっていくのです。
ここまでを築くのに、最低でも1年かけてじっくりと作っていきます。もちろんその間、新しいメンバーを増やすための方法も作っていかなければなりません。
参加者は様々なタイプがやってきます。
知り合いに誘われてなんとなくやってる人。
ただ運動をしたくて来る人。
周りとコミュニケーションをとらない人。
ナンパ目的で来る人。
参加費を出し渋る人。
怪しい商売を広めようとする人。
強くなりたくて来る人。
そして一緒にこのサークルを盛り上げてくれる人。
自分の作りたいサークルに必要なのはどんな人でしょうか。
悲しいことに、世の中には「自己中心的」な人は想像以上にたくさんいるのです。
しかし、ここでめげてはいけません。もう一度思い直してみましょう。なぜサークルを作ったのか。立ち上げたからには責任があります。せっかくできた大事な仲間も、そんな自己中心的なメンバーに壊されたくはありませんよね。
実は、私はそんなことを悩んではいませんでした。なぜなら、一番最初に築きたかったのはメンバーとの信頼関係だったからです。メンバーがたくさんいようとも、実際にサークルを動かしていくのはほんの一握りのメンバーであるからです。その人達を最も大事に育てながら、固い組織を作っていくのです。その間、来る人拒まず、去る者追わず。これでよいのです。役割分担も定着してきました。お互いを知り、信頼できる関係ができてきました。
サークルに対する理念や考え方を教えこむのに3年はかかったと思います。しかし、その考え方に賛同し、本当に楽しんで参加してくれる人は着実に増えます。その人たちはサークルの中の「コアメンバー」つまり中心となっていくのです。
ここまでを築くのに、最低でも1年かけてじっくりと作っていきます。もちろんその間、新しいメンバーを増やすための方法も作っていかなければなりません。
参加者は様々なタイプがやってきます。
知り合いに誘われてなんとなくやってる人。
ただ運動をしたくて来る人。
周りとコミュニケーションをとらない人。
ナンパ目的で来る人。
参加費を出し渋る人。
怪しい商売を広めようとする人。
強くなりたくて来る人。
そして一緒にこのサークルを盛り上げてくれる人。
自分の作りたいサークルに必要なのはどんな人でしょうか。
悲しいことに、世の中には「自己中心的」な人は想像以上にたくさんいるのです。
しかし、ここでめげてはいけません。もう一度思い直してみましょう。なぜサークルを作ったのか。立ち上げたからには責任があります。せっかくできた大事な仲間も、そんな自己中心的なメンバーに壊されたくはありませんよね。
2010年01月19日
第2話 最初は辛い
私はそこそこ上級者でコーチの経験もあったので、練習は私がコーチ役となり、球出しやラウンドを行うことにした。というのも、参加するメンバーが初心者から上級者までいたからである。球出しならレベルを問わずみんなで練習できるし、ラウンドは1対1で指導が出来るのである。要するに、参加したメンバーが全員たくさんボールを打てるようにスクールのような形を取り入れたわけである。
最初は、メンバーの出欠確認、コートの予約、ボールの管理、練習のコーチ、これらをすべて一人でやることになる。大変なのだが頑張って続けていると、熱心なメンバーの中から自発的に、メンバーの管理とコートの予約の仕事をやってくれる人が現れる。
私の場合最初は一人でやったが、立ち上げのときに仲間がいるならば、役割分担をしたほうが良い。
コーチ役はサークルで一番上手な人に。
メンバーの出欠確認、管理は面倒見のいい人に。
コートの予約はみんなで。
といった感じに、仕事は分散しなければならない。私はコーチ役も出来たので、一人でこれらすべてをこなす自信があったから大丈夫だったのだが、なんでもかんでも自分ひとりで抱え込んでやる人はすぐにつぶれてしまう。
最初はうまくいかないかもしれない。モチベーションも下がってしまうかもしれない。最悪テニスが嫌いになるかもしれない。創始者にはいろんな不安や悩みがつきまとう。
しかし思い直して欲しい。自分がどんなサークルに育てようとして作ったのかを。最初からすべてが思い通りうまくいく確立1%である。
最初は、メンバーの出欠確認、コートの予約、ボールの管理、練習のコーチ、これらをすべて一人でやることになる。大変なのだが頑張って続けていると、熱心なメンバーの中から自発的に、メンバーの管理とコートの予約の仕事をやってくれる人が現れる。
私の場合最初は一人でやったが、立ち上げのときに仲間がいるならば、役割分担をしたほうが良い。
コーチ役はサークルで一番上手な人に。
メンバーの出欠確認、管理は面倒見のいい人に。
コートの予約はみんなで。
といった感じに、仕事は分散しなければならない。私はコーチ役も出来たので、一人でこれらすべてをこなす自信があったから大丈夫だったのだが、なんでもかんでも自分ひとりで抱え込んでやる人はすぐにつぶれてしまう。
最初はうまくいかないかもしれない。モチベーションも下がってしまうかもしれない。最悪テニスが嫌いになるかもしれない。創始者にはいろんな不安や悩みがつきまとう。
しかし思い直して欲しい。自分がどんなサークルに育てようとして作ったのかを。最初からすべてが思い通りうまくいく確立1%である。
2010年01月19日
第1話 サークルの立ち上げ
第1話 サークルの立ち上げ
約6年前、なぜこのサークルを作ろうかと思ったのかというと、自分のテニスをやる環境を作りたかったわけです。部活とまではいかなくても、ちゃんと技術向上のできる練習がしたかったのです。「より良い練習環境の構築」が今も変わらないサークルの目標です。
もちろん、立ち上げるときにはいろんなことを考えなくてはなりません。
①ボールはどうするのか
②コートはどうするのか
③どうやって仲間をつくるのか
④どんな練習をやっていくのか
ということをまず、最初に方向性をしっかり決めるのです。
そして大事なことは、サークルの主旨を絶対に曲げないことだと思います。
あなたはどんなサークルを作りたいのですか?
上級者だらけの、常勝チームを作りたいのか、テニスだけじゃない活動を通して、素敵な出会いを求めるサークルにしたいのか、またまた初心者を集めて教えたいのか。などなど。
集まって、なんとなく成長して、そんなサークルも多いでしょう。しかし、大体は、上級者は上級者、初心者は初心者、という感じにグループが出来ていってしまいますし、上級者はサークルに定着せず、他の強い人とやるほうに行ってしまいますよね。もちろん教えてくれたりはしますが。
サークルには様々な長所短所が混在していると思います。
良くありがちなのは、立ち上げた人に負担が集中する。
これでは長続きなんてしません。趣味の集まり程度だと、新しい人は増えず、どんどん減って消滅します。さてさて、私たちはどうやってきたでしょうか。
-続く
約6年前、なぜこのサークルを作ろうかと思ったのかというと、自分のテニスをやる環境を作りたかったわけです。部活とまではいかなくても、ちゃんと技術向上のできる練習がしたかったのです。「より良い練習環境の構築」が今も変わらないサークルの目標です。
もちろん、立ち上げるときにはいろんなことを考えなくてはなりません。
①ボールはどうするのか
②コートはどうするのか
③どうやって仲間をつくるのか
④どんな練習をやっていくのか
ということをまず、最初に方向性をしっかり決めるのです。
そして大事なことは、サークルの主旨を絶対に曲げないことだと思います。
あなたはどんなサークルを作りたいのですか?
上級者だらけの、常勝チームを作りたいのか、テニスだけじゃない活動を通して、素敵な出会いを求めるサークルにしたいのか、またまた初心者を集めて教えたいのか。などなど。
集まって、なんとなく成長して、そんなサークルも多いでしょう。しかし、大体は、上級者は上級者、初心者は初心者、という感じにグループが出来ていってしまいますし、上級者はサークルに定着せず、他の強い人とやるほうに行ってしまいますよね。もちろん教えてくれたりはしますが。
サークルには様々な長所短所が混在していると思います。
良くありがちなのは、立ち上げた人に負担が集中する。
これでは長続きなんてしません。趣味の集まり程度だと、新しい人は増えず、どんどん減って消滅します。さてさて、私たちはどうやってきたでしょうか。
-続く
2010年01月19日
サークル運営紹介
リクエストをいただいた、サークル運営について、自己流のノウハウをちょびっとずつ出していきましょう。ノウハウというより考え方みたいな。
我がSTC(サクシードテニスサークル)は、設立から6年が経ち、メンバーは112名となりました。初心者から上級者、老若男女さまざまなメンバーで構成されています。なぜ、これほどまでに成長できたか。その軌跡を振り返ってみようと思います。
我がSTC(サクシードテニスサークル)は、設立から6年が経ち、メンバーは112名となりました。初心者から上級者、老若男女さまざまなメンバーで構成されています。なぜ、これほどまでに成長できたか。その軌跡を振り返ってみようと思います。